富士山にて

ベーシストのブログ

カラオケバトルとか歌うまとか

僕には歌唱の才能がなかった。
カラオケに行けば点数は同行者の中で最低、音楽の授業では一通り笑われたあと先生「何で出来ないの?ふざけてる?」ってマジトーンでキレられる始末。あのハゲ絶対許さねぇからな。
それでもカラオケに通いつめて人並みには歌えるようにはなりました。人って変われるんだね。

テレビによく「歌が上手く聞こえる素人を集めて芸能人泣かせて数字取ろう選手権!!!!」みたいな番組あるじゃないですか。僕あれが死ぬほど嫌いなんですよ。家族が見てたらチャンネル勝手に変えるレベル。それで怒られたら席立って自分の部屋に引きこもります。引きこもって爆音でNumber girl聴きます。

何が嫌いって、単純に嫉妬とかもあるんだけどそれだけじゃなくて。全体的に薄ら寒く感じるんです。
「天才小学生が中島みゆきのあの曲を熱唱!」
はい出ました。大嫌いです。鼓膜と声帯引きちぎってやりたい。

お母さんも言ってたんだけど小学生が歌っても
「薄い」と思う。人生経験とかそういうとこなのかな。感情込めようがないっていうか。

音程がまともに取れない身としては音程が正確に取れてビブラートとかも完璧!てのは羨ましい限り。でもそれだけじゃ何にも感じない。こんなん聴いて泣いてる人は多分「小学生の歌で涙する自分‥‥!」て感じで酔っぱらってるだけだと思ってる。

あとやっぱ芸能人って凄いなーって思います。だってこういう番組に出てくる素人に華がある人見たこと無いですし。8割くらいブスだし、残りは顔は整っててもどこか素人っぽい。オーラってやつ?

テレビに出て歌えるってだけで凄いことだし、僕なんかじゃ絶対に出来ないことをやってるってことはわかってます。でも音程が合ってるだけの素人の歌をテレビで流してていいのかなと思う。

きっと僕みたいな考えの人はいるはず。そんな類いの人を取り込めたら少しはテレビ離れとか解消すると思うんだけどね。

目標

一年が終わります。
僕としてはバンドが割と知られて、ライブも出来て、米津玄師も見れて、大満足の一年です。

しかし、まだバンドで一番やりたいことが出来てないんですわ。

オリジナル曲を作ってない。正確には作ってはいたがポシャってる。
という訳でどういう曲にしたいかっていう目標をここに書いときます。興味ないって?黙って読め。

僕はX JAPANを崇拝している。けどXのような曲は作れない。無理。大好きだけど。
実は自分の中にこんな曲を作りたい、って曲がある。NUMBER GIRLの「OMOIDE IN MY HEAD」だ。

https://youtu.be/-TTN3TeKqGg

この曲を聞いたときの衝撃。
まるで体を切り裂かれたような感覚。
また一つ憧れが増えた瞬間。
「ギターによる焦燥音楽」

僕にもこんな焦燥、魂を切り裂く曲を作れたら。
そう思いながら今日もギターを掻き鳴らしてました。

ダメ人間

世の中完璧な人っているのか?

多分いないでしょう。アーティストだってテレビスターだってヤバイ闇があるはず。公園で全裸になったトップアイドルがいるくらいなんだから当然よネ。

しかし完璧な人はいなくともダメな人はいくらでもいるのが世の常というもの。天井はあるが床は奈落みたいな感じ。

そんな蔓延るダメ人間。その中の一人は僕だと思います。自覚出来るくらいにはダメ。
でもそう考えると、普通の人ってなんなんでしょ。
世の中の普通。
「真面目に勉学に励み、大学に行き、ちゃんと就職して結婚して子供も作る。車を買い、家を買い、家族サービスをして、仕事もこなし役職について給料も上がっていき、子供が巣立ちを迎えれば老後の生活について考えて、最期は家族に看取られてこの世を去る‥‥」
僕のイメージはこんな感じ。テレビとか~離れって言われてるのを全部回収して見ました。こんな人生はかなり楽しいでしょうね。

無理じゃね?普通のハードル高くね?くぐれるよこれ?飛ぶやつじゃないよね?

僕自身イメージしてる今後の人生は
「大学には進学するも素の学力が低いためかなり苦労する。入学時に誰にも話かけられず、話かけることもできず、ぼっち。かすかな望みをかけてサークルに入るもリア充陽キャグループには馴染めない。
友人はおろか知り合いもいない。独りきりで学生生活を過ごし、何も得るものが無いまま就活の時期を
迎える。当然内定は出ず、ようやく内定を掴んだ企業はブラック企業。それでも生活のため安酒をあおり日々感情を殺し堪え忍ぶ。しかし心身ともに崩壊し自主退職に追い込まれ病院送り。白い病室の中、自分の人生を悔いて涙を流す‥‥」

自分で書いてて悲しくなってきた。なんだよ俺の人生。夢も希望も無いな。人生は夢だらけなんて言えない。

きっとこんなこと書いてるからダメなんでしょうね。でもこの人生予想図、割と真面目に生きた場合の結果なんですよ。多分このままだと本当にこうなりますね。
なら真面目を捨て、もっとダメに生きたらどうか。
進学すらしないで、フリーターになってふらふらして、世間から後ろ指指されても気にせず、怠惰に、ただ一日一日を生きる。そして若いうちに死ぬ。
なんかこっちのほうが幸せのような気がするな。

きっと僕は長く生きられる人間では無い。こんなコミュ障陰キャ面倒くさがりなんだから。「普通」になんて生きられねぇんだから。


今普通に生きてる人はかなり順調なんだよ。僕の分まで頑張って。僕はもうダメだ。生きてるだけ褒めて欲しいくらいだワ。

レスポールとラーメンと魔剤

嫌いなものは数多くあるが、その分好きなものある。好きなものの前ではどんな人でも少しは幸せになるだろう。
「群れるのが嫌い。友達なんていらない。クラスの男子は猿にしか見えないなw」
的な女子にも好きなバンドやら漫画家やらが絶対にいる。そういう娘に限って若干マイナー気味のアーティストに心酔する。自分の痛みを歌に乗せる系の奴のライブに黒メインの服装で参加してライブ終わりに感想風自分語りをツイッターにあげるんだよ。そのくせそのアーティストがちょっと売れてくると
「なんか変わっちゃったな、、、」とかほざきだす。

話が逸れた。

僕はライブハウスによくいる人の話がしたいんじゃなかった。好きなものの話をしたいんだった。

タイトルに書いてある通り。僕はレスポールが好きだ。
あの色気を感じさせる曲線、照明に当たり美しく輝くゴールドトップ、甘いクリーンと太い歪みの二面性を持つサウンド、そして「ギターを持ってる」と実感させる重量。全てが愛しい。
そんなレスポールに恋をした。将来結婚するならレスポールのような人がいいです。ゴージャスで色気があり二面性を持ちかつ重い‥‥あれ、なんか地雷のような気がするな。ちょっと遠慮したい感じの。
とにかく、僕はレスポールが大好きだ。


ラーメンも大好きだ。好きな食べ物ランキングなんてものを作ったら焼き肉、寿司の外食ツートップを抑えて一位に輝く。もう三食ラーメンでもいい。カップ麺も袋麺もラーメン屋のラーメンも全部好き。
ラーメンは宇宙だ。器に広がる宇宙。スープと麺と具材が調和し造り出す宇宙。宇宙の前では人は小さく、素直な生き物だ。一口すすれば宇宙からの波動、全てが満たされる感覚、幸福。まさしくこれは神からの贈り物と言っても過言ではない。
あっさりとこってり、両方好きだが僕はこってり派。こってりはこってりでも客を生活習慣病にし脳の血管を詰まらせて殺すような気合いが入ったやつが好き。若いうちにしか食べられないやつ。でも多分僕は老いてもラーメンを食べ続ける。きっと長生きできないな。

魔剤‥‥「モンスターエナジー」は好物というよりも依存に近い。
生きてりゃストレスが貯まる。僕はまだ学生で人生の難所をくぐり抜けて感情と人の心を無くした大人からすればハナクソみたいなものだろうが、ストレスと感じるものはたくさんある。年金とか将来とか。
そんなとき魔剤を飲めばテンション上がって何にも考えなくてよくなる。最高。
だけど割とすぐ効果が切れるのでまた飲まなければいけない。そんな生活をしてたらおしっこの色がとんでもないことになりました。恐らく目の前の壁から逃げるなという神からのお告げでしょう。八百万の神の中に尿の色変える神とかいるんでしょ多分。


こんな感じです。魔剤は最近飲んでません。時折心臓に痛みは走りますが、割と元気です。多分大丈夫です。生活習慣病には気をつけましょう。それではまた。

バンドの話

先日書いた記事の出来がイマイチだったので今回は明るいネタでいきます。別に病みブロガーじゃないぞ僕は。

バンドを組んだきっかけの話。

あのギタリストに憧れて。武道館に立ちたくて。好きなあの娘に見て欲しくて。


そんな話は一切ない。憧れのギタリストはいるが今現在僕が手に持ってるのはベースだ。悪かったな地味で。ベーシストはいいぞ。弾くときの指の動きとリズムにノッてるときの首の動きが気持ち悪いのと、なんとなく陰キャっぽいのと、それとなく漂う童貞臭を我慢すれば最高にカッコいい。付き合うならベーシストだよお嬢さん。大体粘着質だから別れたあとストーカーになるかもだけどな。僕は責任取らないから勝手に付き合って別れてくれ。

話が逸れた。

バンドを始めたきっかけはただ一つ。「友達に誘われたから」。それだけ。
ベースを選んだのもなんとなく。ちなみに僕を誘った友達はドラマーになりました。あのブログまったく更新しないうちのドラマーのことです。
それでも、ベースについて調べるうちにあるベーシストに憧れた。XのTAIJIだ。f:id:Andrefuji:20171204225523j:plain
カッコいい。第一にそう思った。
ルックス、プレイスタイル、音。すべてが衝撃だった。
X JAPANにハマったのもTAIJIの存在を知ってからだ。TAIJIを知らなければ、ここまで熱中することも無かったと思う。
TAIJIの生涯についてはググったほうが早い。波乱万丈の人生だ。

TAIJIに憧れたが、僕は今現在Xみたいなバンドを組んでるか。そうではない。

僕は「富士山殺人事件」というバンドを組んでいる。しかし、このバンドをどういうバンドにしていくか、みたいなプランはまったくない。
同学年のバンドには、コンセプトがしっかりとしているバンドもある。富士山にはそれがない。もしかしたら他のメンバーにはあるかも知れないが、僕には無いのだ。

これはきっと、僕の中の「向き合い方」に関係している。

多分、僕は「友達と遊んでいる感覚」に近い。仲のいい友達と、あの曲やりたいとかあのバンドカッコいいとか、そういうことを言い合うのがとても好きだ。その感覚のまま活動している。別に「遊びだから」と気楽にやってるのではなく楽しむために本気で遊んでいる。

僕はプロ志望って訳ではない。なれるとも思ってない。それでも、今本気で遊んでいる仲間と大舞台に立って演奏できたら。そう思うと心が踊る。

今僕と一緒にバンドを組んでくれてる友達。一緒に組んでくれてた友達。感謝の極みである。

本当にありがとう。出来ることなら大人になっても一緒に遊びたいし、大舞台を目指すならその夢路を最大限応援したい。

バンドって最高だ。

嫌いの話

皆さんには「嫌いなもの」はありますか?無い?嘘ついてんじゃねぇぞハゲ。ストレスだなんだって若者がぽんぽん電車に飛び込んでる世の中だぞ。一つくらいあるでしょ。

一応僕はバンドやってて、部活も音楽系の部活に入ってる。音楽は好きだ。それでも嫌いなバンドが出来てしまった。「flumpool」だ。

先に言っておくと、「音楽性が嫌い」「ファンが嫌い」といった内容ではない。まったく。不快に思わないで。曲は嫌いじゃないよ。君に届けしか知らないけどね。


事のきっかけは部活だ。演奏する曲を決めるときに、誰の意見だったかは覚えてないがflumpoolの「君に届け」を演奏をすることになった。
僕はそのときベースを演奏したいと先輩及び顧問の先生に言った。しかし、一年生であった僕の希望は通ることはなく、僕はメロディパートを演奏することになった。

話は変わるが、この部活はアコギを使用したアンサンブルとなっていた。要するにメロディとバッキングをすべてアコギで演奏するというものだ。しかしそんなのは建前で、普通にドラムも使うしベースも使う。やる曲によってはシンセまで使う。
僕は入学と同時にベースを買って、とにかくベースが弾きたかった。それゆえに僕はベースの演奏を希望した。

このとき、部活が嫌いになった。先輩、同級生、顧問の先生、そして「演奏曲」。だから僕はflumpoolが嫌いになった。

今では僕に求められている「黙って任されたパートを言われた通りに弾く」という役割を自覚したので好きも嫌いもないのだが、それでもflumpoolは嫌いなままだ。

僕のflumpool嫌いには、音楽はまったく関係ない。そう思うと、「このバンド、ボーカルがブスだから嫌い」とか「ベースの動きが気持ち悪いから嫌い」とか「雰囲気が受け付けない。新興宗教みたい。」なんてのも、別におかしな話では無い。

音楽じゃなくてもそうだ。例えばクラスの女子が言っている「生理的に無理」や「キモい」とかを突き詰めても明確な理由は出てこないだろう。

「なんとなく嫌い」。これが理由として機能してしまうんだな。

この先も僕はきっとflumpoolは嫌いなままだし、なんとなく嫌いなものも増えてくと思う。しかし、それをもったいないとも思う。

いい方法は無いものかな。

ブログ始めました。

はいどーも。富士山殺人事件って変なバンドのベーシストやってるアンドレと申します。

何で今さらブログ?日和ったかコイツ?

何でブログ始めたかというとうちのドラマーが書いてるブログがありましてね。それが更新遅いのなんので。割と楽しみにしてるのにな。

という訳で自分で書いてみましょかと思い立ったんです。多分うちのドラマーのブログよりは更新すると思いますよ。よかったらたまに覗きに来てね。