富士山にて

ベーシストのブログ

バンドの話

先日書いた記事の出来がイマイチだったので今回は明るいネタでいきます。別に病みブロガーじゃないぞ僕は。

バンドを組んだきっかけの話。

あのギタリストに憧れて。武道館に立ちたくて。好きなあの娘に見て欲しくて。


そんな話は一切ない。憧れのギタリストはいるが今現在僕が手に持ってるのはベースだ。悪かったな地味で。ベーシストはいいぞ。弾くときの指の動きとリズムにノッてるときの首の動きが気持ち悪いのと、なんとなく陰キャっぽいのと、それとなく漂う童貞臭を我慢すれば最高にカッコいい。付き合うならベーシストだよお嬢さん。大体粘着質だから別れたあとストーカーになるかもだけどな。僕は責任取らないから勝手に付き合って別れてくれ。

話が逸れた。

バンドを始めたきっかけはただ一つ。「友達に誘われたから」。それだけ。
ベースを選んだのもなんとなく。ちなみに僕を誘った友達はドラマーになりました。あのブログまったく更新しないうちのドラマーのことです。
それでも、ベースについて調べるうちにあるベーシストに憧れた。XのTAIJIだ。f:id:Andrefuji:20171204225523j:plain
カッコいい。第一にそう思った。
ルックス、プレイスタイル、音。すべてが衝撃だった。
X JAPANにハマったのもTAIJIの存在を知ってからだ。TAIJIを知らなければ、ここまで熱中することも無かったと思う。
TAIJIの生涯についてはググったほうが早い。波乱万丈の人生だ。

TAIJIに憧れたが、僕は今現在Xみたいなバンドを組んでるか。そうではない。

僕は「富士山殺人事件」というバンドを組んでいる。しかし、このバンドをどういうバンドにしていくか、みたいなプランはまったくない。
同学年のバンドには、コンセプトがしっかりとしているバンドもある。富士山にはそれがない。もしかしたら他のメンバーにはあるかも知れないが、僕には無いのだ。

これはきっと、僕の中の「向き合い方」に関係している。

多分、僕は「友達と遊んでいる感覚」に近い。仲のいい友達と、あの曲やりたいとかあのバンドカッコいいとか、そういうことを言い合うのがとても好きだ。その感覚のまま活動している。別に「遊びだから」と気楽にやってるのではなく楽しむために本気で遊んでいる。

僕はプロ志望って訳ではない。なれるとも思ってない。それでも、今本気で遊んでいる仲間と大舞台に立って演奏できたら。そう思うと心が踊る。

今僕と一緒にバンドを組んでくれてる友達。一緒に組んでくれてた友達。感謝の極みである。

本当にありがとう。出来ることなら大人になっても一緒に遊びたいし、大舞台を目指すならその夢路を最大限応援したい。

バンドって最高だ。